骨はカルシウム(Ca)やたんぱく質といった栄養素から
つくられ、毎日少しずつ破壊(骨吸収)され、同時に再生
(骨形成)を繰り返し、新陳代謝を行っています。
この新陳代謝がうまくいかないと、骨の生成に支障をきたします。
そして、骨粗しょう症(骨がすかすかの状態になる)の
原因になります。骨密度(骨量)検査は骨粗しょう症
に対する危険度を調べるものです。
▼(YAHOO!知恵袋)日頃、骨密度検査に関わることで、分かり難く、悩みの多い事柄の
質問と回答のコミュニケーションが多数出ています。
コチラから→●YAHOO!知恵袋で<骨密度検査>
■ 検査内容
骨密度とは・・・・
骨が一定の強度を発揮するには、それにふさわしいだけの
組織の密度が必要になります。
その密度のことを骨密度あるいは骨量と呼んでいます。
厳密に言いますと・・・
*骨量 ⇒⇒⇒骨全体に占めるミネラル質の割合を
示します。(%=パーセント)
*骨密度⇒⇒⇒骨における単位容積あたりのミネラル量
をしめします。(〜g/m3)
骨密度(骨量)は男性の場合、30歳代以降、加齢とともに
減少し、女性の場合は閉経後に急に減少する傾向にあります。
コチラから→●骨密度の測定
コチラから→●骨密度についてのQ&A
骨密度(骨量)・・・単位:〜g/m3 (%=パーセント)
人間ドックなどでは検査区分/項目・・・
骨密度/骨密度(%)のような表記になっているようです。
【検査費用】・・・1000円〜3000円未満
(健康保険3割負担での目安です。)
# ただし、健康診療外の場合、4〜5倍の開きがあります。
【所要時間】・・・5〜30分程度
【痛みの程度】・・・痛みのない検査(採血などの検査程度)
■ 検査結果と数値
20〜44歳までの若年成人の
骨密度平均値=YAM=を基準にしています。
(超音波法=別名:「QUS法」といい、骨量を調べる
ものです。)
<基準値>・・・・80(%=パーセント)以上
<やや低い値>
・・・・70以上〜79未満(%=パーセント)
<低い値>・・・・69(%=パーセント)以下
■ よくある悩みと症状
【検査でわかること】・・・
集団検診で行われる骨量検査は、かかとに超音波をあてて、
その反響で骨粗しょう症の可能性を調べるものとなります。
あくまでも大まかな検査ですので、
要精密検査(YAM=80%未満)の場合、
骨密度検査(=DXA法)を受ける必要があります。
【疑われる病気】
*検査値がやや低い場合・・・骨量減少
*検査値が低い場合・・・骨粗しょう症
骨密度検査(=DXA法)
この検査は腰部に非常に弱い2種類のエックス線を照射し、
その吸収率から骨の密度を測ります。
<基準値>・・・・
0.81g/m3 以上
<やや低い値>・・・・
0・71以上〜0.81g/m3 未満( 骨量減少 )
<低い値>・・・・
0・71g/m3以下( 骨粗しょう症 )
=解決法=
■ 一般的な方法
【異常があったときの病院】・・・整形外科・内科
骨粗しょう症・・・
骨密度が低下し、骨がもろくなって、
脆弱(ぜいじゃく)性骨折の危険性の大きい病態です。
女性に多く発生する。
原因となる特定の病気がないのですが・・・
1.骨の形成が阻害されるために起こる原発性(一次性)
のもの・・・95%ほどを占める
(閉経期の女性に起こる=閉経後骨粗しょう症=、老人性骨粗
しょう症などがあり、両者が併発することも稀ではありません。)
2.原因疾患による続発性(二次性)のもの・
・・5%ほどを占める
骨粗しょう症にならないための対処方法
20歳をすぎると、男女とも骨量が減っていきますので、
検査結果の如何にかかわらず、下記のことに、
心がけることが大切になってきます。
1.できるだけ歩く、階段を使うなどして、カラダを動かす。
2.荷物を積極的に持つ。
(カラダに荷物がかかると、造骨細胞が活発に働く)
3.カルシウムを多く含む食品を摂る。
4.一日15分は日光にあたる。(紫外線対策には気を配る)
5.十分な睡眠をとる。
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