認知症と難聴とはどんな関連があるのか? 健康診断・おまかせQ援・ドットコム

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2019年02月24日

認知症と難聴とはどんな関連があるのか?

近年、世界5大医学雑誌に名を連ねる週刊医学誌「The Lancet(ランセット)
認知症の予防に関係する興味深い内容の研究結果を発表しています。

生活習慣のうえで、認知症に関わる9つの要因を危険因子
として取り上げていて、健全にクリアーできれば3分の1の
認知症は予防できるということを言っています。

〇9つの危険因子 
1.中年期(40〜60歳)の難聴を防ぐこと。2.子供期の教育を増やすこと。
3.運動を増やすこと。4.社会との関係を維持すること。
5.喫煙を減らすかあるいは止めること。
6.7.8.9.うつ病、糖尿病高血圧、肥満への対処をすること。

興味深いのはこの9つの危険因子のなかで、1の中年期(40〜60歳)
の難聴というのが認知症にとって最も大きな危険因子と位置づけている点にあります。
一般的には他の因子の方が重要視されがちだとおものですが、いったい何故でしょうか?

■ 難聴と認知症との関係

難聴になることで、脳の処理の配線が変えられ音声を処理する能力が
著しく低下することとなり、音声理解能力に影響が生じてしまう。
このことは、音の刺激や脳に伝えられる情報量が少ない状態に
さらされてしまうことを意味し、結局、脳の萎縮や神経細胞の弱体化を生み出し、
認知症の発症につながっていきやすくなることがわかってきたのです。
また、このような難聴の症状が知らず知らずにコミュニケーションが
うまくいかなくなる原因になったり、人との会話をつい
避けるようになってしまうこともあげられます。
このような生活態度の変化が社会的に孤立に追い込まれたり、
抑うつ症状を招いたりするわけですから、9つの危険因子のなかで
最も重要視されても当然のようにおもいます。
しかも、やっかなことに、この難聴というものは当のご本人には
意外なほど気づきづらい上に、少々聞こえづらくても聞き返せばいいから大丈夫!!
などと言い聞かせて軽く捉えがちになることが
放置する結果になると述べられています。

■ 難聴患者の統計的推移

国立長寿医療研究センターでは難聴は中年期から年齢を重ねることに
増えていて、65歳で急激に増え始めると報告しています。
近年の総務省のJapan Trak2015年グラフから、
年齢別の難聴患者数をみてみると、一目瞭然です。
(世界保健機関では会話領域の平均聴力レベルが25dBHL
超えると難聴と定義しています。)

34歳までは34万9,600人
35歳から44歳まででは62万2,438人と倍近くになり、
75歳以上になると10倍以上の673万2,128人になる

■ 難聴のメカニズムと改善策

医学的見地からは難聴に関わっている器官は耳の奥にある
カタツムリのようなカタチをした蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる器官
の入り口周辺にある有毛細胞が密接に関わっているとしています。
この有毛細胞は蝸牛に伝わってきた音の振動をキャッチするセンサー
のような役割を果たしていて、特に高い音を感知しやすい性質があるようで、
例えば、音楽プレイヤーなどで大音量で長時間にわたって音を
聴き続けたりすると、この有毛細胞に傷みが生じて、
耳鳴りを招いたり、難聴へとつながっていったりするそうです。

ですので、この有毛細胞を傷みや摩耗させないことが聴力を
健康に維持することになりますが、これには日ごろから血行を
よくすることが必須条件となります。
有酸素運動を日頃から取り入れるようにし、食事面でも動脈硬化
にならないように気を配ることも耳の健康につながります。
また、難聴の症状のあるひとは現在、薬や手術などで治療する方法は
見つかっていないようですので、補聴器や人工内耳を活用するで、
適切な対処で耳の聞こえを維持することで、脳を活性化し、
さらに、人とのコミュニケーションを楽しむことを進めていけば、
認知症予防につながっていきます。

先日、テレビの報道で簡単な早期チェック方法を紹介していました。
あくまでも目安となるもので、このことが日常生活に頻繁にあらわれ、
支障をきたすようであれば一度、耳鼻科を受診されることをおすすめします。

〇自分の聞こえ具合の早期発見チェック
(聴力はなかなか気づけない場合が多い、普段の会話で聞き逃しても、脳が文脈から推測して補足してくれるから)

・ふいに声をかけられると聞き取りづらい
ふいに声をかけられた時は、相手の口の動きや表情などを見ていないため、
脳の補足機能が働きづらくなります。このような時に聞き取りづらいと
感じる場合は、聴力が落ちている可能性があります。

・名前(加藤と佐藤など)をよく聞き間違える
「か」や「さ」などの子音は母音と比較して音が高い傾向にあります。
聴力は高い音から聞きづらくなることが多いので、
このような聞き間違いが多く発生します。

・車の音がしてもどこから来るかわからない
耳は単純に音を聞くだけでなく、音の方向も感知しています。
音が聞こえているのに方向がわからない場合も聴力が落ちている可能性があります。

・小声は聞き取りづらいが大声は異常に響く
耳は音量の調節もしています。耳の機能が落ちてくると
音量調節がうまくできず、大きな音がより大きく響いてしまうことがあります。


⇒⇒難聴とビタミン・ミネラルについて述べています。

⇒⇒肥満と認知症について述べています。



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posted by とと丸 at 18:51| Comment(0) | 健康診断・お勧め情報  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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